2023/8/4 ワークショップ報告
レゴシリアスプレイワークショップを愛知県の企業様のご協力のもと実施しました!
社内以外でやるのは初めてだったので、多少緊張しながらのスタート。
今回のワークショップに参加していただいたのは、同じ営業課で勤務されている・されていたメンバー9名!
新入社員・中途入社(入社2日目!)のような若手の他、中堅・ベテランといった風に、メンバーの年齢や役職にも幅がありました。
事前のヒアリングにおいて、メンバーの仕事の取り組み姿勢の違いがチーム運営に影響を与えていること、ワークショップを通じて個々の考え方を共有したうえで、一体感を生み出したいといったニーズをお聞きしました。
事前ヒアリングの内容から、ワークショップのゴールを「考え方の違いの認識・イメージの共有」とすることとしました。
1.個人ワーク「仕事において大切にしていること」
ワークショップでは、個々が「仕事において大切にしていること」をまず作品にしてもらいました。
中々、こういったことをチームのメンバーに共有する機会ってないですよね。
私も実際に感じるのですが、長い時間を一緒に過ごしているメンバー同士であっても、直接考えを聞くことは難しく、どうしても行動や発言、振る舞いなどから「この人はこういう人」と勝手に決めつけてしまっているんです。
この作品を作って共有した時点で参加者の方々から「●●さんがそんな風に考えていたのは全然しらなかった」という感想が漏れていました。
2.個人・共有ワーク「理想のチーム」
次に「理想のチーム」について、個々に作品を作っていただきました。
理想のチームが各々の心の中にあり、その考えに沿った行動をチームメンバーがしていないと、どうしても上司の方はイライラしてしまったり、若手はモヤモヤしてしまったりとチームがギクシャクしてしまいます。
この個々が考える「理想のチーム」を作成・共有したことの一番の効果は、
このチームはそもそもバラバラの考えをもったメンバーが集まっているんだ、ということを感じていただいたことだと思います。
その次のステップとして、個々の作品の一部分を使って「みんなが考える理想のチーム」を協力して組み合わせてもらいました。
このステップを通して、「個々の考える理想のチーム」を「みんなが考える理想のチーム」にアジャストするには、どういったストーリーになるのかを考えることができます。
通常の会議等で「理想のチーム」を考えると、どうしても1つに絞る必要があり、その絞る過程では少数の声は切り捨てられてしまいます。そうすると自分の意見が反映されなかった人は、決まったことに対して前向きに捉えることができません。
一方レゴシリアスプレイでは、全員の意見を盛り込んだ「理想のチーム」となりますので、参加者全員が心から納得できる答えを導くことができます。
3.参加者の感想
最後に、参加者の方のアンケートの一部を紹介します!レゴシリアスプレイを通じて以下のような感想が得られます!興味がある方はぜひご連絡ください!
・座学では知ることのできない、人の内面を知ることができた
・普段行っている会議では得られない気づきを体感することができた
・「作品を通じて語る」という行為により、自分のビジョンを明確に感じ、伝えることができたことが大変良かった
・従来の研修と違い、考えを形にすることで自身の思いや各自の考えがわかることができた
・普段の会話では中々内面や考え方が分からない事があるため、大変参考になった
・参加メンバーが同じ部署だが、業務中では気にすることがなかった趣向などが聞け、今後の話題作りの参考になった。メンバーの「根」の部分が垣間見えたことが良かった
・普段自分の考えを率先して言えるほうではなく、レゴで形にすることで自分の考えを言いやすかった。