社内ワークショップを開催しました!
会社名は明かせませんが、私の所属する企業内ワークショップを実施しました!
もっと早くやっておくべきだったなぁ・・・
参加者の皆さんはワークショップ中、普段の業務から離れて、自分のことをたくさん話してくれました。
参加したのは20~60代と幅広い年齢層、且つ独身、子育て世代、シニアといった属性の違い、
業務内容もバラバラという多様性に富んだメンバー25名でした。
社内ワークショップ開催のきっかけは、社内エンゲージメントスコアが超絶に悪かったことです。
一人一人のメンバーは業務にとても真面目に取り組む方々で、特に組織に問題があるように思われませんでした。
でも、社内アンケートの結果はボロボロ・・・
さてどうしたものか・・・
そこで私の方からレゴシリアスプレイでもう少しお互いを知る機会、自分のことを開示する機会を持ってはどうかと上司に提案しました。
誰もレゴシリアスプレイを知らないので、「レゴを使って会話する」と超ざっくり説明(笑)
皆、半信半疑といった感じでした
肝心のワークショップの内容は、というと
25名を一度にやると一人の話す時間が短くなってしまうので、5チームに分けて別々に開催することにしました。
また、抽象的なテーマだと手が止まってしまう可能性が高かったので、話しやすいテーマを2つほど用意。
チームメンバーを知る、盛り上がることを目線にテーマを設定しました。
テーマ①:人生最高の瞬間
人生最高の瞬間をブロックで作って会話します。
「えーっ!どうしよう」と言いながらも、皆さん作品をつくっていきます。
「人生最高の瞬間」なんてなかった みたいな発言もありつつ・・・
パリ旅行、ハワイのビーチでの日焼け、スキーをしている瞬間、温泉・・・
できあがった作品を一人ずつ発表するとともに、他のメンバーから質問を受けます。
本来なら作品について質問するところですが、エピソードへの質問もOKとしました。
こちらから促さなくともどんどん質問が!!
それに答える発表者もイキイキと「いい顔」してました!
仕事中のつまらなさそうな顔ではなく・・・
私ももっと聞きたいので、中々次の方に移れなくて時間の調整に苦労しました
盛り上がっているところを見て、
そう、こういうシーンを作りたかったんだ・・・改めて思い出しました
テーマ②:仕事で得意なこと
上司からは、業務時間中だから学びがあるようなテーマも入れてくれと言われていました。
メンバーの仕事がバラバラで、ほとんど接点がないことも多かったので、
2つ目のテーマは「仕事で得意なこと」を作品にしたうえで共有することにしました。
このテーマにも「えー 得意なことなんてないよー」「そんなの作れないよー」といった声が。
私から「かっこいいものを作る必要はない、ブロックに意味を乗せればOK」と伝えると、
皆さん作品をつくることができました。
作品を作る時間も短くしているので、思いついたものを作品にしてもらいます。
こうすると本来の自分が出しやすいですね。
先ほどと同じく発表・質問タイム。
メンバーのバックグラウンドもいまいち共有されていないので、昔こういう部署で・・・とか、
前職はこんな仕事をしていて・・・
今はこんな仕事をしていて・・・等
スラスラと自己紹介みたいなところから説明し、次に作品の説明に移るといったわかりやすい説明ができていました!
「え、そうだったの?!」「じゃあこんなことで困ってるからアドバイス欲しい」「データ処理は任せて!」等非常に盛り上がりつつ、今後の業務に活かせそうな時間を作ることができました。
自分のことを話す機会って案外ないんですよね。
飲み会とかで話す機会はありますが、大体固定メンバーだし、
子育て世代やパート社員は参加できなかったりします。
今回のレゴシリアスプレイでは、誰も置いてけぼりにせず、会話にフォーカスし、思ったような場になりました!
参加者の感想
参加者の感想を一部紹介します。欲しかった感想が聞けてワークショップの設計もうまくいったと安心です。
こういった感想がでるワークショップ。どんどん開催していきます!
あっという間に時間が過ぎた。こんなに集中したのは久しぶり。
知らなかったチームメンバーの一面を知れた。
楽しみながら学ぶことができた。もっと他のテーマでもやってみたい
最初はどうなるか、レゴなんてできるか自信がなかったが、始まってみれば夢中でした
得意なことを話すのは恥ずかしいが、作品を通じて説明することで恥ずかしさはあまりなかった
取り繕った作品をつくるような時間はなく、自分の素が出せた(出てしまった)と思う